One Click Say Yeah!!
わんぱくでもいい。けたたましく育って欲しい....
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【2009.04.16 Thursday 】 author : スポンサードリンク | - | - | - |
みんなのたくましさと自分の3年間
spongecustar企画来て頂いた皆様、ありがとうございました。
何のリリースパーティでもなく、タイアップも資本金もない(インディーズなんて皆
そうですが)イベントでしたが、予想以上のお客さんが来て頂いて本当に嬉しかった
です。具体的にもっと色々誇れる部分もあるのですが、あまり長々と「人の集まり方」
について論じたところで卑しいので、お金払って見てくれた方と、そうしたからには
自分で積極的に楽しんでやるという心意気の人が僕は大好きです。
自分がこれを言える立場なのかは疑問ですが、実は受け手側のイマジネーションも大
切なのだと。突然段ボールとそのライブを見ている人(その全体)を見ながらぼんや
りそんなことを考えていました。

突然段ボールの魅力とはその音楽性を含めれば膨大にあり過ぎて、その断片は過去の
blogを参照していただきたいのだが、ライブに関して言えばそのイマジネーションの
部分が演者と観客で凄く健全な関係性を保っていると思う。酔っぱらってふらつきな
がらであろうが、腕組んで黙々と眺めていようが、ロックというジャンルであれその
受け取り方の自由が許されるショー、という感じ。近いところで他に思い当たるのは
テニスコーツ、とかだろうか。

逆にホライズン山下宅配便なんかは、もうその音楽性すら言語化できないほどのオリ
ジナリティを獲得してしまったバンドであるが、同時に不良の溜まり場のような
20000Vを、大学のゼミみたいな空間に包み込んでしまうその巻き込み方に舌を巻い
た。きっと大ホールでも草原でも、同じライブができるだろう。黒岡君は、空気を掴
み取る天才だと思う。音楽自体も毎回裏切られるのですが、今回も裏切られました、
勿論良い意味で!(ホライズンblogで感想書かれてます。というより、絵がとんでもないことになってる!)

シャムキャッツはトップバッターにしてしまったのが惜しいくらいのバンド。
実際最初から最後までこの濃ゆいアーティスト達の連続を見た人はたくましいと思う。
実際自分も、転換時には外出て息抜きしながらでないとキツいかも....(この辺はイベ
ンターとして永遠の課題)だからそんなに遠くない時期にまた共演したいなぁ。
4月に発売されるアルバムのトップを飾る「忘れていたのさ」と「アメリカ」を擦り
切れるほど聴いています。iTuneなんで擦り切れることないけど。("ハードディス
クが擦り切れると解釈すればいいのかな?)
この年齢が音楽作ることの全てを、シャムキャッツは有していると思う。

そんな感じで、課題や展望をクラモト君と話してまたやろうと思います。
ひとまず私は音源制作続行。(ちなみにライブとしては先に4/8の20000Vと11に
goodmanでdj
やります!)

====


今日でこのblogは終わりです。
何か具体的に嫌になったとかではないのですが、そろそろ変化するとしたらいい時期
なんじゃないかと。いつまでも「個人の責任」とかいって個人的な観念を書いている
よりは、どうせいつまでたっても"主観という名の勘違い"を背負っていくのが自分の
運命なので、それだったらそのままレーベルとか、もっと違う形に転換させていった
ほうが良いんじゃないかと思ってます。(つまり逆にいうと、自分の方がblogにこだ
わってたってことか?)

そもそもあんたは一体何がしたいのか、というふうに思われても仕方ないのですが、
自分の場合、曲作って歌唄って、演奏する、というだけでは足りないということが
判明しました。というか、うっすら気づいてたんだけど...。

あまりに全部に首突っ込むのは良くないというのは最近になってようやく思えるよう
になったものの、それでもなお外側(黒沢清でいうところの"世界".....だと格好よすぎ
るんだよなぁ、何か良い言葉ないでしょうか?)に向けてもしくは外側とのかかわり
合いとして必要な要素の一部が、このblog上で言葉と共にパラパラとバラまかれてい
た感じ。でも、一生ここでまるでホットペパー誌みたいに不特定多数にバラまいても
ホットペパーがゴミ箱に突っ込まれるみたいにそれはむしろゴミと同化するくらいだ
ったら自分で拾います!
その為の終了というわけです。

「木村カエラが使っているから」という理由だけで選んだjugemによるこのblogは
終了し、もう少し物事が進んでからまた別の形で立ち上げようと思います。意外と
何の変化もなくこういった悶々とした言葉の羅列のblogの再登場に「人間の成長し
なさ」を突きつけられるかもしれませんし。

それでは皆さん、あとはライブ会場やら直接会えるひとは目と目で通じ合いましょー。
今まで読んでくれてた方ありがとうございました!

【2009.03.31 Tuesday 04:09】 author : ミヤナガ | インパクチ | comments(0) | trackbacks(0) |
3/29まとめ
今日久しぶりにmcatm宅へ。drawingも絡めて雑然と諸々の話。
何だか春以降いい感じの風が吹いてきそうだなー。あんまり浮き足立たないよう
自分のやるべきことから進めたいです。
相対性理論に関して、mcatmも鈴木十階さん(初登場)も総じて好評価。
鈴木さんに至ってはライブを既に数回見てるって!
あとmonさん所有のビクトル・エリセDVD BOX。映画自体は見なかったんですが
ブックレットの対談が井口奈己監督。井口奈己はビクトル・エリセに多大な影響を
受けていたようで、なるほどなー。確かにカメラワークだけで見たら近い部分がある
のに気がつくが、「ミツバチのささやき」「人のセックスを笑うな」の表面的な
印象から、この二つはリンクできないから納得と驚きが入り交じった感じ。

......何か今まで散々「日記然」しているものに抵抗していたのに、なんだろうこの日記
っぽさ。まあいいか、3/29に絡めてこのblogのエントリーなどをまとめます。
何故なら、3月で最後だからさ!



spongecuster presents vol.1“たってのきぼう”



シャムキャッツ

先日ようやくシャムキャッツのライブを見ることができました。
最初自分の勝手に作っていたイメージ像と違ってあまりの若々しいvibesに驚いたん
ですが、演奏聴いているうちに、これは間違いない!という感じに気持ちがシフト。
鳴らしている音が好き。やろうとしていることが好き。そこに「未完成」のスパイス
がかかって大いなる期待値が持てる、久しぶりだなー、こういうバンド。

同時に、彼らに目をつけた人たちの先見の目について思い、今の音楽のスピードの
早さというのを実感しました。だって4月にはアルバムだすんだってよ!
これはバンドどうこうというよりも、世の中の流れについての感想です。2000年代
初期に、こういう良質なバンドというのが埋もれて見えない時期があったなぁと。
それを率先して「見える」形にしたのが円盤だったし、ネットの力によりそのスピー
ドがちょっぱや(←高校時代に使っていた言葉。意味:超早い)に。
シャムキャッツは「良いものには必ず反応する」システムによる、myspace以降の申
し子とも言えるんじゃないでしょうか。(何か評論家っぽいなこれ!)



ホライズン山下宅配便

で、その「見えづらさ」のスパイラルの中で地道に活動してきたバンド、というと
失礼かもしれないけれど、見たことない人多いと思います。勿論楽曲の質は引けを
とらず、歪みに関してはホライズンの方が上!?
以下、過去の主なエントリーです。

色んなBLOGにリンクも貼らないでRESしてみる
ホライズン山下宅配便を積極的に支持したい



owllightsとアゴーレーカルキンに関しては省略にします。アゴーレーは3年くらい
まえから一緒にやってるバンドです。クラモトイッセイ氏はレーベルの片割れです。
owllightsは自分のバンドです。この日はここ数ヶ月のベスト選曲でいきます。



突然段ボール

昨年末から個人的な物事を考える核になってました。



yotutbeも淘汰されてきたな←酷いタイトルだな。突段初めて取り上げた時です。
今年-最後に-突然-恋空
突然段ボールレコ初 とか

そして外部の記事もリンクします。

突然段ボールが新作 : ニュース : 音楽 : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
私的ライナーノート 突然段ボール「D」(eeldogの鰻犬堂日乗)
※視点が自分と異なってて面白いです。曲ごとの解説まで!

最後に、昨年末のTBSラジオで佐々木敦氏が突然段ボールの"D"を紹介していました。
(mp3コレなんですが、確実にアンオフィシャルな配布なのでよろしくです)

まずもって驚いたのが、佐々木敦さんてこんなことまでしてるんだ.....。
AMの深夜3:00、ディープです。お菓子なんか摘んだりしちゃって。
そして2008年の邦楽ベストと称しています。解説も自分がフリーペーパーで書いた
事が無に帰するくらい"ズバリ”言い当てています。
普通のおじさんおばさん(ではなくディスクジョッキーなんですが...)相手にこれを
説明できるというのは、やはり凄い。"シーン"という言葉の使い方とか。
AM独特の雰囲気も含めて、「もう学校にはいかない」の曲紹介の時にハッとします。
(ちなみにvocalの蔦木さんはまだ40代後半です。多分最初で最後の、佐々木敦さんに
対しての間違い指摘でした!)



よしコレで全て整った!
あんまり毎度毎度イベントの告知だと僕個人も淀んでくるので、これを最後に一回散
らします。あとはもうやるだけ....。
【2009.03.08 Sunday 06:38】 author : ミヤナガ | インパクチ | comments(2) | trackbacks(0) |
最後だからもう書いちゃう!音楽雑誌とか相対性理論とか!
今日はworst tasteのレコ発行ってきました。ギンギンしてた!CD買ったらまた改めて。



ここ最近で一番面白かった記事は

映画芸術誌No.426 , P103「映画なんて見てる場合じゃねぇんだよ!」中原昌也×千浦僚(対談)

千浦:香港映画やインド映画、世界中の低予算映画や自主映画を見ることによって、僕は感性的に日本人をやめたい。ちなみに、中原さんはもう日本人じゃない、人間ですらないかも。

中原:ZZZ.....。

千浦:中原さん、寝てる!


対談中に相手が寝てしまう対談なんて初めて読みました。



本屋で立ち読み、cookiesceneとミュージックマガジン(「目隠しプレイ」蔦木さん
の回、面白かった!)あと気になっていたMARQUEEの相対性理論のレビュー。

相対性理論「ハイファイ新書」についてはまとめて書こうと思っているけれど、相当
ごちゃごちゃしていてどうも意欲敵にまとめるのが難しいのだが、ザックリ言って
「優れたJ-POP」



90年代に小〜中学生だった自分の世代は、「カラオケで唄って気持ちよいか否か」
が音楽の善し悪しのレベルだった粗い感覚があって、小学校高学年になるとバカの一
つ覚えのように駅前のカラオケに行っては、3〜4時間平気で歌いまくっていた。

そして大学生になって、知らないうちに芽生える「洋楽至上主義」みたいなもの。
数年前になってようやく違和感が芽生えたのが事実で、電気グルーヴもミスチルも、
、TRFも、奥田民生(ユニコーン)も小沢健二も横並びで「良い音楽」だったあの感
覚って、何を根拠に否定できるんだろうと。

それで改めて小沢健二を聴き返すと、ああやっぱり良いとか、もっと別の何かに気が
ついたりとか。受け手としてそういう感覚、つまり自分歴史性とはイカ天があって、
90年代のJ-POPがあって、ラフトレード(今は亡き西新宿)があってワルシャワ
(パルコクアトロ、小林さん店長時代、こないだ行ったらBook Offになってて愕然
!)があって、そしてiTune,myspace,amazonの時代が来て..と、それら全てなん
じゃないかと。自分が何処かの時代(例えば80年代のニューウェーブとか、バンド
ブーム)に傾倒したとしても、それは単なる憧れ以上にはなりえず、自分のこの感覚
というのは、まさにあのとき生まれてこの時代にこの年齢である、という以上の何も
のでもない。

毎回例に上げる突然段ボールですが『D』も、その「突段以外の何ものでもない」
感覚、80年代に対する懐古も、現在に対する媚もなく、単純に突段が歩み続けた延長
の先の新作だった、というのが傑作の要因として確実にあった。そして僕がハッキリ
書きたかったのは、突段に対する歴史性を込めた敬愛ではなく、純粋な「まさに今、
良い音楽を作るバンド、ここに在り」(五七調)ということでした。

で、相対性理論なんですが、確実に口ずさめるフレーズがJ-POPとして素晴らしいし、
シニカルな目線も、やりたいこともクリアーで、ある種「ロックの自意識」が複合的
な理由で消滅しているので素晴らしい。プロデューサーが歌詞書いて曲書いてアイド
ルに唄わせる時に生じる「自我の消滅」が心地よい。(と、いう理論でいくとPerfume
も良いはずなんですか....どういうわけかこちらは相変わらず受け入れられず。
ジャンル的な問題か?)

故に相対性理論をバンドとして捉えるとちょっと難しい。残念なことに昨年Nestフェス
で見逃したので(着いたらもう終わってた)ライブは未聴なのでなんとも言えないが、
良い曲が沢山入ったCD、それだけで十分なんじゃないでしょうか。「萌え」がどうと
か匿名性についてとかセカイ系とか、掘り起こせば沢山出てくるがそれらは
(上のMARQUEEで書いてた柴那典はじめ)色んな人が色んなこといって
るのでこれ以上特に声を大にして言うことは何もない。



で、話を雑誌に戻すと、MARQUEEも偏っているがcookiesceneの昨年からの
リニューアルにはちょっと抵抗感がある。cookiesceneの重要な核だと思っていた
要素の250 mix reviewがなくなったのは痛い。多分30くらいしか残ってなかった。
「続きはwebで」と書いてあったのでweb開いてみたらそれ以上に少なくてがっかり。
(おそらく「間に合ってない」感じ)

bounceですら拾いきれない奥深い部分に手を差し伸べていた意味で音楽雑誌として
非常に貴重だったのに、「紙媒体」と「web」の間で時代に翻弄されてしまったよ
うな気がして残念です。最も音楽的な感覚が近いのは、相変わらずcookie scene
なんだけどなぁ。
【2009.03.06 Friday 04:55】 author : ミヤナガ | インパクチ | comments(0) | trackbacks(0) |
One click Say Yeah!! ありがとう、そして、さようなら!の1?告知


レーベル"spongecustar"のホームページがリニューアルしました。

3/29の企画に間に合わせたくてコンテンツが異様に少ないですが、とりあえず
旧コンテンツから移動、そして新しいものをPOSTしていきます。



もう先週の話ですが、2/27@高円寺roots見にきて頂いた方ありがとうございました。
call and response企画ということもあって、外人率高かった。前回に続きowllights
〜tacobondsの流れが非常にしっくり来た。アリト君と同い年だった。周辺で同い年
が異様に少ないのでそれだけでも異常な親近感。皆さんおつかれさまでした!



spongecuster presents vol.1
“たってのきぼう ”


09年3月29日(日)@高円寺20000V
18:00 open / 18:30 START
¥1,800 (adv.) / ¥2,100 (door)

act:
突然段ボール
シャムキャッツ
owllights
アゴーレーカルキン
ホライズン山下宅配便


owllightsはここから3/29の企画に焦点あてていきます。
4月末までライブもないので、250%くらいの気持ちで行きます。drumがyuco氏に
なってからの、ある種ハイライトになるかもなー。

タイミングも含めて、こういう組み合わせができたことが単純に嬉しい。
多分全部を見た事ある人はゼロに近いと思う。(まあ普通の感覚だと"目当て"があっ
て対バンは知らないのが当たり前ですが)このイベントは"目当て"に+moreの引っ掛
かりが確実に起こるだろうと思う。それはライブに限ったことではなく、あらゆる出
来事を受け取る際に重要な感覚の広がり方だと思う。自分はそういう活字や人やコン
テンツを信頼してきました。丸め込んだり、閉じ込めようとするあらゆる物事は嘘く
さいというのが信条です。

だから他のバンドを見にきたとして、それ以外で何か引っ掛かりが起きれば本望。
それが自分のバンドだったらプチ嬉しい。そんくらいのもんです。自分の音楽に反応
して欲しいという思いは勿論強くありますが(それが無かったら、それもそれで嘘
ぽい)それ以上にやりたいことがある。だから、レーベルを立ち上げたのです。



もう大分ぐったりする文章量ですが、今年に入ってから、自分が書く言葉に対して
一層過敏になって、エントリーは減り文章量は増え、それを読み返して修正、再ポ
スト、とちょっと病的な気がしなくもない。
勿論ここに書かれている事は自分の活動や思う事の1割にも満たないが、自分が
最近強く思うこととインターネットを通して言葉を発する事に違和感が生じてきた。
昨年末に突然段ボールの"D"のレビューをフリーペーパーに書いた所で、何か一層
その断層がはっきりしてきた。

今日からイベントに対してや昨年から追い続けてきた突段に関してやら、その他も
色々POSTしていく予定ですが、3月をもってこのblogを一旦終了しようかと思う。
理由は色々あるし、完全に閉鎖というより変化を伴う時期に差し掛かってきたなぁと
いうのが強い。あととにかく自分は2chが嫌い!筑紫哲也が亡くなった時と先日の映
画芸術の「おくりびと」ワーストの件でそれは覆しがたいものになった!別にほっと
けばいいのだが、知らないうちに勝手に入ってきたりすんの!何なんだろう、あの人
たち。あれがwebとして相対的に同じ土俵なのが本当に嫌!もう、嫌んなっちゃう!



ちょっとその後の動きもアナウンスしておきますと、
4月はdj wikipediaで2本企画に参加します。特にそういう活動していたわけでもない
けど、4/8,4/11と立て続けに2本....。世の中って不思議!

4/8(水)@20000V
act:) gogatech(from owllights) , 久々利 , Stuart O’Connor
DJ. dj wikipedia(from owllights)

4/11(土)@club goodman
"第一印象から決めてました(仮)"
open18:00 start18:30
adv?1800 day?2300(+1d?500)

act:) ふくろ , tacobonds , 日比谷カタン , wozniak , 灰緑
DJ, dj wikipedia(from owllights)


自分のDJ時の信条とする"KY"をモットーに!
【2009.03.04 Wednesday 04:49】 author : ミヤナガ | インパクチ | comments(2) | trackbacks(0) |
あらゆる場所にはなたらし....
もう2月です。音楽関係の作業で全然更新ができていませんが、かなり面白いことが
山ほどなんですが、owllightsのライブが近づいてきましたのでそちらから。



2/13@秋葉原club goodman
詳細はこちらで!
この日はgroundcover.と高円寺を離れて共演できるのが楽しみです。
owllightsは3番目で19:50から。是非!

上に貼った写真は、今年の始めに藤本涼というフォトグラファーを引きづりまわ
して撮っていただきました。写真の私のポーズは、かの「笑っていいとも」開始時
に行われていた"友達の輪"に対するオマージュです。
藤本涼
blog

===

そんなわけで、2/13のライブは奇しくも(?)13日の金曜日ということで、ライブ
までの残り僅かを「13日の金曜日」の映画鑑賞に当てたいと思います。全て。
ギターも歌も全て放り投げて。part いくつまでイケルかな.....??

丁度「13日の金曜日」のリメイクでホラー映画界も賑わっていますが、その辺の特集
も大々的に組まれていた「TRASH-UP!!」第2号を先月末に購入しました。



中原昌也氏の「月間ヘアスタ」と題して4ページグラビア、こんなに嬉しいページの
割り振りをする雑誌が他にあっただろうか.....(最近特に!)8ページに及ぶインタ
ビューも脱線しまくりでとにかく濃い。とりわけ音楽の話は面白かった。電気グルー
ブの話題が出てきたかと思えば並列に"音がバンド名(川染喜弘+ツポールヌ)"が出て
きたりと。この人の筋の通り方はモノホンだなあと改めて実感。
DVDには suicidal 10ccのライブ映像も入っていて、お茶の間で中原さんの絶叫を
堪能できました。小さいテレーズ、ライブ未見のINCAPACITANTSも良かった。

この特典DVDですが、後半は前号からの期待に答えるかのようなトラッシュムービー
の連打。今回はニンジャ映画特集ということで、「その映画の存在自体に」目を疑い
たくなるような忍者が多数登場。そもそもこのタイミングに何故忍者.....。経済破綻と
も、オバマ氏で湧く世界とも、全く無関係の、忍者。必見です。

ちなみに今号には、我らが(?)pelepop/drawing4-5のmcatm氏が小さいテレーズ
のインタビューとCDレビューで参加しています。(色んな意味で)立ち読みで済まさ
れる雑誌ではないので是非!

====

何か奇妙に全部の話題がリンクするんですが、drawing4-5で2年前にイベント
出演してもらったのうしんとうのICHIさん、昨日goodmanにライブを見に行って
来ました。

昨年末のトクマル君のイベント@渋谷DUOを見逃したので本当に久しぶりだったの
ですが、このパフォーマンスにさらなる飛躍があったのかというとんでもないライブ
でした!楽器も小ネタ(?)も倍くらい増えていたし。改めて思ったのは、音の感触
だけとったらそれこそ下北沢の可愛い雑貨屋さんに置いてても不思議はないのですが
その核に秘められた音楽、パフォーマンスにおける芯がとんでもなく図太い。その
表裏はむしろ狂気ですらあると。
帰りに少しだけ話をする。また何かに誘いたいですが、何と4月から長期ヨーロッパ
ツアーに出られるそうです。



イベント全編もbossston cruizing maniaからELECTRIC EEL SHOCKまで、
rockのアレやコレやが合わさってるようで全く別々の次元がいっしょくたんになって
て、非常に好イベントでした。おしまい。
【2009.02.08 Sunday 09:59】 author : ミヤナガ | インパクチ | comments(0) | trackbacks(0) |
CDがあなたに何をしてくれるかではなく、あなたがCDに何をしてあげられるか、だ!
2008年に聴き逃した感の作品をいくつか聴いてみる。周囲でも評判の良いウリチパン
郡とか。ちょっぴり歌のメロディーラインが苦手ですが、聴きごたえ満載で(千住さん
のドラム!)直ぐさまライブを見たくなった。あとはwhy?のライブ盤。オフィシャル
ブート感がたまりませんが、やはりオリジナル作品を堪能した上でのライブ盤という
感じ。2月に来日するので予習にもってこい(という洋楽大好きっ子!みたいな発言)



中でも昨年10月にリリースされたNo neck Blues Bandの新作『CLOMEIM』が激しく
良かった。知らなかったんですが、メンバーのKeith Connollyは昨年話題になった
『77 Boadrum』にドラムで参加していたんですね。(Link)
ボアのすごいところはボアの意識が常に変化していてその変化は流行や政治的意味合いを無視して行われているところだ

と彼はコメントしてるみたいなのですが、その言葉そっくりそのままあなた達に返す
よ、と言いたい。

というのも新作『CLOMEIM』は私が知りうる限りでNNCK史上もっともダイナミズム
が音とリンクした作品のように思えて、しかもそれが市場の流行とかと無関係に
どちらかというとバンド自体の抑揚に忠実な印象を受けて「ここ(2008)にきて激し
くなるか!」と唸ってしまった。NNCKは即興やフィールドレコーディングを主体と
しているのだが、今作はひょっとするとオーバーダブしているのでは?と思わせるmix
もいくつかあり、(それが勘違いで)即興だとしても相当mixにこだわっているよう
で、それがCD全体に広がりを与えているのかなぁ。とにかく良いです、この作品。

====


そして2009年の幕開けと共にANIMAL COLLECTIVEの『Merriweather Post
Pavilion』のリリース。mcatm氏のレビューに呼応して私も早速POSTします。早くも
2009年ベスト?という気持ちになるくらいの高揚。ベストかは分からんが、マスト
だね!

昨年リキッドルームで見たライブの「低音少ないのに踊れる!」印象がそのままダイ
レクトにアルバムに刻まれていてライブと直結した作品に感じる。別の言い方をすれ
ば、ライブという「現場」からこの作品が生まれたのかもしれません。
リリースのタイミングをオバマ氏の就任に合わせたのかどうかは知りませんが、今の
アメリカの異様な高揚感(しかも只上がっていくだけではなくて、意志は固い!)に
妙にリンクしているような気もして、奇妙さは残りつつもとんでもないポップミュー
ジックだと思います。(それにしてもpichforkの点数の高さが......。animal collective
自体より、むしろ堂々と9.6点をつけるpitchforkの自信に驚く)

そして自分が特にこの作品を通じて思ったのは、アニコレというバンドそのものが、
今までのリリースと演奏、そして1年半という短いスパンでサクっとこのレベルの作品
を作り上げてしまう生き様に、何というか「POST ROCK〜エレクロトニカ以降」の音
楽史をようやく更新させてしまったような、そんな感触を受けます。マスト!
【2009.01.23 Friday 02:52】 author : ミヤナガ | インパクチ | comments(2) | trackbacks(0) |
突然段ボールレコ初 とか
現在レーベル活動の全てを集約されている辛い役回りの "Spongecustar in Halfway House (blogspot) "
ですが、かねてから「見づらいなぁ....」と思っていた。薄々感づいていたが見て見
ぬふりをして2009!リニューアルしましたのでこちらもチェックしてみて下さい。
(主に、ライブ情報等はそっちに掲載します。このblog"One Click say〜"での余談
を保つため.....。)

そして!
上のblogでもエントリーしましたがレーベルを立ち上げて1年半、ようやく初の公式
イベントを開催します。
今までも何回か企画が上がっては消え....、お互い納得できるまで企画は打たない
というスタンスが1年半という年月を費やしたウィークポイントにもなっているの
ですが、「2人だからこそ」という強みも同時に内包している、それが私と倉本君
で立ち上げたレーベルであり、初企画は一つの挨拶状でもあるでしょう。

=====

その3/29に行われるイベントにも出演してもらう突然段ボールのレコ発@NESTに
行ってきました。
.....素晴らしかった。本当にコレについて書くのが難しい。結局は断片的にしか
書けないのだが、今風に言うと「激アツ」で「激ヤバ」か?

と今書いてみたけど殆ど無なので別の表現をするなら、私が書いた"spongecustar
headline"のCDレビューが全て無に帰するくらい突き抜けた何か、だった。

もっと言うと、何が良いのかという時に、歌が良いとか、演奏が上手い、泣ける、
笑える、そういうものの合計ポイントで(あたかもタワーレコードのポイントカード
みたいに)物事を評価してしまう芸術ポイントカード性が我々の好き嫌いのジャッジ
メントになってしまったのかもしれないが(勿論、それはそれであり得るし肯定もでき
るのだが)まったくそれとは別のベクトルで自分がその音楽と対峙した時にグワッと
入り込んでくる感じ。だから私が突然段ボールについて言えるのはもはや「良い」と
か「悪い」ではなく「好き」ということでしかないのかも。音源も含めこの感覚は邦
楽では久しぶりだったなぁ。強いて言うなら名古屋の"のうしんとう"を初めて見た時が
この感覚に近かったかもしれない。

そして改めて思ったのは、おそらく31年の活動の中で今最も「見え易く」なっている
のではないだろうかということ。(31年間見続けているわけではないので、予想で
しかないが.....)音楽で、見えづらいものが見えづらいまま放出されているもの大好
物ですが、見えづらいものがある瞬間にクッキリと、「見え易く」なった時に訪れ
る独特のゾクッとする感じ。この日のライブはそんな空気が流れていたような気がす
る。

レコ発特有のサプライズも沢山あった。ゲストの湯浅さんが参加した"私は決して本気
にならない"(だったけ?)の時の、松浦-湯浅-蔦木の中年3ギターが横一直線でグワー
っと音鳴らしているあの画が!反対側には同じく3人の女性がゆらゆら踊っているわけ
だし、もう何だコレは、という画だった。
あの性別も世代も超えた集団の中に混じれば、PANICSMILEの吉田さんでさえ「男前の
好青年」くらいにしか見えないのが凄い。
そしてアンコール「変なパーマネント/ホワイトマン」のデビューシングル2曲で完璧
なショーが幕を降ろす。



驚愕のジャケット。1980年。ちなみに僕はまだ生まれてません.....。

====

そんな感じで根拠のない多幸感でこの日を終えましたが、この日前述したフリーペ
ーパーも折り込ませていただきました。

今週始めにようやく完全版が納品され、結果的にタイミングは良かったが今回は特
にこじらせてしまったなぁ。去年の11月には配布しようと思ってたくらいだった
ので2ヶ月越し。表紙を書き上げてくれた白井ふみえさんの素敵なイラストもあって
自分の手元から離れていくことに対する面白みをようやく感じれるようになってき
た...。


【2009.01.17 Saturday 04:13】 author : ミヤナガ | インパクチ | comments(0) | trackbacks(0) |
ホライズン山下宅配便を積極的に支持したい
土曜日に円盤ジャンボリーに行ってきました。毎回全部見たいと思いつつも結局1日
に絞らざるを得ない。今回はホライズン山下宅配便率いるとんちレコードオールスタ
ーズを軸に見に行ってきました。

ホライズン山下宅配便を初めて見たのは2006年の第5回円盤ジャンボリーでした。
私はそのとき猛烈に感動して、drawing4-5主催のイベントに出てもらったりして
それから2年以上経つわけですが、その間に彼らは2人になり、久しぶりに昨年末
見たら4人に増えてたりしたので、何だか分からないけど活動が続いていることが
嬉しかった。

この日は"とんちレコードオールスターズ"という変名で彼らと(おそらく長い間)
共に活動してきた総勢10名でのビックバンド。しかも大トリということで円盤田口
さんの愛情も感じられ、彼らも相当気合いの入っていたことが伺える。その気合いの
ベクトルときたら!常軌を逸脱した素晴らしいエンターテーメントでした。

この日のテーマはおそらく「ビッグショー」。普段以上に冴える黒岡君の無駄な動き。
ショーという意味での完成度は決して高くなかったが(異様に衣装転換が多く、しか
もグダつく)「実力以上のものを見せてやる」くらいのハイスコア狙いの志がステー
ジ全体に充満していて、ロックライブ意外でこんなにイマジネーション豊かなショー
体験は、米米クラブ以来だったじゃないかな!?

あと見ながらホライズンの特異さについて考えてた。(多分、主に黒岡君)の伝えた
い事は本当は凄くストレートで、ちょっと恥ずかしいくらいの内容。友情とか人間
とか、(あと自分の分身というのも頻繁に登場する。結構興味深い!)そういうテー
マをオレンジレンジよろしくストレートに言う事に対する抵抗は(私が思うところ)
表現を追求したい人にとってあって当然のこと。だからあんなに遠回しでぐちゃぐ
ちゃ。遠回りするんだけれど、一周して本当は同じことをストレートに伝えたい。
その「遠回り」こそが、私が最も涙腺を刺激される部分なのです。泣かなかったけど。
でも美しいよ。遠回りこそが最大の美しさ。



この日は私の好きな「自分、6時まで」もやってた。上の2nd albumに収録されてて
昨年末のグレープフルーツムーンのライブの時に唯一の1枚を購入。多分円盤でも
売ってるんじゃないでしょうか。1枚くらい。あと1STに収録されている「レーズン
パン」(これまた名曲!)も久しぶりに聴けて良かった。また何処かで企画に誘おう
と思っています。

円盤ジャンボリーは、6FがBGMとしてちょこっと変わった機材で奏でるDJが多数出
演してて面白かった。あとは中央がフリーマーケット(笑)。円盤ジャンボリーも変
化してきています。
【2009.01.14 Wednesday 05:24】 author : ミヤナガ | インパクチ | comments(2) | trackbacks(0) |
happy new year!!〜2008ベストCD
皆さん今年もよろしくね!
30日のライブを例年を上回る「締めくくった感」で終え、余韻に浸りながら
年越しました。バンドは2月までライブがないので、しばらくイン・ドア作業に
向かいたいと思います。あとライブ見に行く。(昨年末は色々見逃したので)



2008年ベストCD ※2008年リリースの洋楽限定。


deerhunter "Microcastle"


tenderforever "WIDER"


why? "ALOPECIA"


Stephen Malkmus & The Jicks "Real Emotional Trash"


Nico Muhly "Mothertongue"


2008年の洋楽限定は下記に理由を付け足しますが、その中で「何回も聴いた」
というのがベストの選曲になるので、そやって浮かび上がるのを眺めると.....
非常に「っぽい」ですね!

今年の始めに頻繁に聴いていたtenderforeverは、2007年のpandabear"Person Pitch"
から続く単なるシンガーではない好奇心旺盛なスピリットのソロパフォーマーに目を
向けていた時期でもありました。why?は前作の急激な盛り上がりから一段落した頃合
いの中「この面白みは続くんだ!」と感慨深くなった、Yoni Wolfの力量を見せつけ
られた傑作。こないだライブアルバムも発売されたので聴きたい。

Stephen Malkmusは、どうやったってPAVEMENTのテンションと比較されてしまう
のでしょうが、俺この新作凄い良いと思う。フジロックの来日に合わせてスルーして
たソロ作を全部聴いたけど、Malkmusの歩みはデイビット・バーンとは異なるベクト
ルに向かっていて、どちらかというとMalkmusの方が好きな歩み方だと思った。フジ
のステージも上の書いた事と同じ事が当てはまる。あの豪雨の中、過剰なパフォーマ
ンスもないままヒョウヒョウと、前にも増してギターはブルージーになったがとんで
もないgoodsongを奏で続けるMalkmusに陶酔した。彼から溢れ出るものはまるごと
「音楽」そのもの。それは今も更新し続けている。あと10年すればニールヤングにな
るよ!

deerhunter。新鮮度でいったら今年No.1かも。欧米での評価も高いが、シューゲイ
ズを真に発展させているのは彼らなんじゃないでしょうか。何が新鮮かっていうこと
は難しいんだけどあえていうなら「今」の空気をジャストなタイミングで形にできる
才能ってことだろうか。この空気感はただ事ではない。
ちなみに僕は2枚組"Microcastle/WEIRD ERA CONTINUED"を買ったのですがこの
2枚の比較も面白い。残念ながらこのアルバムで活動休止みたいなのですが、ラスト
に相応しいエナジー全開の力作です。

そして最後にNico Muhly。倉本君に進められて年末に駆け抜けるように聴いたんだけ
ど、これは怪作。まだ情報不足なんで詳細は分かりませんが、声の未来、言葉の未来、
歌の未来、という感じ。声の可能性は無限!



あとはPORTISHEADとかTV ON THE RADIOとかも良かったし、JOAN OF ARCの
"BOO! HUMAN"も忘れてはいないのですが、昨年は新作というより彼らの来日も含め
て、特にtim kinsellaという人物にスポットを当てたので改めて別エントリーで書き
たい。(そう思って、もう1年経ちそうだが....)

それで何故洋楽に絞ったのかと言うと、邦楽はこないだエントリーした通り
突然段ボールの新作だけが煌煌と位置してあとは殆ど聴いてない......。
「作品に対する反応が鈍くなっている」とか大物発言飛び出したけど結局邦楽に至っ
ては自分も全く聴けていない状況が続いているから、結局偏りは起きてしまうのが残
念。でも職業意識みたいな感じでCD聴くことの方がより無理だから、こうなる。

あと2008年に絞ったのは、その縛りをなくすと、一年を通して聴き続けていたのが
MF DOOMの"Special Herbs"シリーズ。コレ含めるとベストが殆どMF DOOMで埋め
尽くされてしまう。VOl.1からVOl.0(10)まであるのですが、本当に聴きまくった。
興味の対象がグンと広がったという意味でも2008年は私にとってMF DOOMと共に
歩んだ1年でした。


【2009.01.02 Friday 03:16】 author : ミヤナガ | インパクチ | comments(0) | trackbacks(0) |
今年-最後に-突然-恋空


明けて本日、owllightsの今年最後のライブです。詳細はこちら
そしてライブに合わせてspongecustarのフリーペーパーが完成しました!
今年の3月に作って以来なんでかなり久しぶり。本当は季刊誌くらいにはしたいな。
というか印刷物とweb上の文章はやっぱり違うなと改めて思いました。BRUTASの
youtube特集読んでもそう思った。100人に一人でもいいから誰かの手元に残して
もらえるようなものの方が作っていてしっくりくる。小学校で学級新聞作ってた時
から自分の感覚あんまり変わってない?

spongecustar headline 2009 winter

内容:突然段ボール新作『D』について(text by 俺)
アゴーレーカルキン関西ツアーレポート(text by クラモトイッセイ)、以上


内容に関してですが、個人的に今年絶対スルーしてほしくない突然段ボールの新作に
ついて。フリペで書いたことの延長も沢山あるので、今後このblogで小出しにしてい
きたいと思うのですが、"失点 in the park"前後のECDと同じくらい大きく変動する
ような何かが詰まっている作品だと豪語したい。(ちなみに本作にはECDも参加して
いますが)

フリペでも少しだけ言及したのですが、blogだけ拾い上げると『D』についてのエン
トリーが意外と少なくて、アレっと肩すかし感じているのだが、ちゃんと広がってい
るのだと信じたいです。(というのは、CDに対する評価をWEB上の"量"で換算するな
んて安直はなはだしいから)

そもそも他人の作品に対して私が何故そんなに気をもむ必要があるのかと疑問を投げ
かける人もいるかもしれないが、私はやはりメディアを含めてCDというものが好きで
(あえて音楽ではなくCD)そこには音楽だけではない一つの創作物の塊があって、
そこから色んなものを引っ張り上げていくことができるし、良いものであれば尚更そ
こからどんどん広がっていく感じがたまらない。突然段ボールの『D』はそういう作品
なんだと。それを単なる「好みの問題」とかいってM-1の島田紳介のようにふんぞり
返って評価をうやむやにする感じがたまらなく嫌いだ。自分が本当に「好み」以上の
何かを感じるなら、それをはっきり主張する必要があるのではないか、と。自分の好
みだけで物事の善し悪しが決まるんであれば、もうblogもコミュニケーションも評価
も何もかも無くなればいい。

.....あ、別にそこまで怒り狂っているわけでもないけど、何かちょっと鈍くなっちゃっ
ているよねと。特に音楽に関しては。見渡せる量が増えたから、一つ一つに対する反
応が鈍っているという感触。個人でそういうことを頑張っている人が沢山いることも
知っています。自分も最低限それだけは続けていきたいということです。





今年最後のエントリーになるだろうか。今年1年お疲れさまでした。
灰谷君誕生日おめでとう!taqumi誕生日おめでとう!(年明け)クラモト君誕生日(以下略)

やり残したことは沢山あるので(2008年BESTとか)仕事始まる前に何とかまとまる
と良いのだが、2008年最後のエントリーをこれで締めくくっていいものかということをこれから書きます。

今日上記のフリーペーパーを間に合わせ用にkinko'sで刷り出して、どう考えても
人手不足でテンパっている店員に哀れみを感じながら、帰って折り作業をしていたので
すが、同時進行で映画『恋空』を見ました。

.....凄い映画だった。凄い凄いと噂には聞いていたが。始まってものの30分でSEXが
2回,レイプが1回.....!。10代の女子が初恋→SEX→レイプ→SEX(レイプに
対するメンタルの回復力の早さ!)→妊娠→中絶→別れ、という流れがまさにジェッ
トコースターのように駆け抜ける。新しい時代のエクスプロイテーションムービー。
これにはさすがに唖然とさせられました。後半は元カレの病に話のベクトルが動いて
やや平均的な映画に落ち着くのですが、それでもこれを見て同世代が映画館ですすり
泣いていたという話を含めて、物事の価値観が180°回転してしまうような目眩が起き
ました。「価値観の回転」という意味では『悪魔のいけにえ』と同じレベルの作品。

さらに突っ込むと『恋空』には人間の心理描写というものが殆ど省かれていて、人間
と人間の行動のみでストーリーテリングしている点も不気味だった。何故彼が好きな
のか、いかにしてレイプを克服したのか、そういう人間の内面における葛藤や熱情の
ようなものを「泣く→励まされる→立ち直る」という表面的な行動のみで成立させて
しまう潔さ。そして主人公には「私」と「あたな」以上に外部が全く存在しない、
全てが2人称のみで成立する世界の中を主人公は突き進む。

つまり、ここには世界についてとか、存在とは何かとか、「自分が本当に「好み」
以上の何かを感じるなら、それをはっきり主張する必要があるのではないか」とか、
そういった弱々しい人間の精神活動は、この映画には皆無。人が居て、繋がる、交わ
る、離れる、というプリミティブな人間の行動原理みたいなものだけが支配するこの
作品は、「見えないもの」(人間の感情など)よりも「人間の動き」だけを尊重する
かのようでもあり、なんとか人間の感情を描こうとしてきた映画の歴史を一切すっ飛
ばして作り上げた映画なんではないでしょうか。

まあ、そうは言っても結局メタ的な位置からこの映画を面白く見れたんですが、正面
きって評価するとすれば、この新時代のエクスプロイテーションムービーに対し、一
切の躊躇も淀みもいい加減さもなく、信じられないくらい爽快に演じてみせた新垣結衣
の役者魂が唯一の絶対的なご本像のように君臨しているという点ではないでしょうか。
役者って本当に凄い.....。

JUGEMテーマ:音楽


【2008.12.30 Tuesday 05:51】 author : ミヤナガ | インパクチ | comments(0) | trackbacks(0) |
Spongecustar in Halfway House
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